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news & diary

2016/Feb/03

お食事会『ヨーロッパの冬の味覚とイギリスのスイーツ』のご報告。

先日、『フラッフィ&テンダリー』のリネンを使った食事会『ヨーロッパの冬の味覚とイギリスのスイーツ』をお向かいの『D+E MARKET』開催いたしました。たくさんの方にご予約いただいたのですが、人数が限られているイベントのためお越しいただけない方も多かったので、こちらでご報告させていただきます。

普段はヴィンテージの家具やグッズ、インテリア雑貨、音楽CDなどを販売するショップである『D+E MARKET』から商品が運び出され、代わりに大きなテーブルが置かれました。テーブルを飾るのはブロカントの小瓶に生けられた花とキャンドル、リネンのテーブルクロス。食卓の上にはデザート皿とパン皿、リネンナプキンとコースター、この日のお品書きとひと枝のローズマリーが、ゲストの人数分並んでいます。1月最後の日、光の春はもうやってきていて、窓からは明るい陽射しが差し込み、外の冷たい気温に関わらず温かいお部屋になりました。

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お皿もリネンの色もばらばらです。

オーガニックな素材を使う冷水希三子さんのお料理に合わせて選んだワインは、六甲の『R the wine shop』さんから届いた自然なものばかり。しゅわしゅわと柔らかい泡を飲みながらお食事をスタートされる方もたくさんいらっしゃいました。

昨年出版された『DEN PLUS EGG』ブックで撮影のためのお料理をつくってくれた冷水さん、今回はその本に登場する前菜「イチゴとビーツのリコッタサラダ」と「赤キャベツとりんごのサラダ」2品を再現してくれました。帰り際に「リコッタサラダがおいしかった!」と声をかけてくれる人が何人もいて、うれしくなりました。

この日のためにお店で育てている酵母で大きなパンを焼いて届けてくれたのはご近所の『エスキーナ』高井さん。もちもちでいい香りのパンに、「佐賀の猪の煮込み」のソースをつけて食べると幸せな味がしました。

そしてデザートは菓子研究家・長田佳子さんがイギリスをテーマにつくってくれた盛り合わせ。ルバーブといちごのジャムの甘酸っぱい味わいやレモンタルトの軽やかな酸味とビター濃厚なビターキャラメルのアイスクリームがすてきなコントラスト。

レモンタルトに合わせて選んだというセイロン紅茶キャンディを、芦屋の紅茶屋さん『Uf-fu』の大西さんが淹れにきてくれました。爽やかなレモンカードをひとくちなめて、キャンディを飲むと口の中に甘味がふわっと生まれる驚きの組み合わせ。

この日の音楽を担当したのはレゾナンス・ミュージック/バー・ブエノスアイレスの吉本宏さん。会話がふっと止まったとき、軽やかでふんわり優しい音楽が流れてきて、はっとする場面もありました。

とても多くの人のプロフェッショナルでていねいな仕事がぎゅっと編み込まれてできた一日だけのお食事会。ゲストのみなさんと同じようにスタッフであるわたしたちもその時間を楽しみ、そして深く感じることができました。これからもこういう機会をつくって、たくさんの人といい時間と空間を共有したいと思っています。

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前菜の盛り合わせ。

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佐賀の猪の煮込み。

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デザートの盛り合わせ。

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この日はグラスもカトラリーも食器もすべてヴィンテージ。

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