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2019/Jan/26 category: diary
order curtain
ダークな色味をベースに、凛とした空気の漂うお家。
リビングのカーテンはレースのみ、カーテンレールは窓よりも高い位置に取り付けました。
優しく透けた光が朝の空気を気持ち良いものへと変えてくれます。
ベッドルームも同じく白で統一、厚手の生地Laraを追加してダブル仕様に。
ドレープカーテンで使用したLaraは他の生地と比べて表情豊かな生地で、
光に透けるとヘリンボーンの織り目やふしの部分がぽこぽこと浮き出てきます。
生地の凹凸のおかげか、パキッとした白ではなく柔らかな生成りのような色味で仕上がります。
シックなお部屋とLaraの相性の良さは少し予想外で、
お部屋と合わせたときのギャップに驚かされました。
可愛らしさが前面に出ることはなく少しだけ甘さを加えることで、
上品かつ暖かみのある空間にまとまってくれました。
白は陽に焼けやすいと良く言われますが、床や家具の経年変化と同じように、
生地が生成り色になっていく姿も風合いとして楽しんでいただけると嬉しいです。
いろんな色に溶け込んでいける色、白。
改めて良い色だなと思いました。
施主さま、撮影のご協力ありがとうございました。