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news & diary

2018/Mar/18

オリジナルテッシュケースができました

 
お気に入りの古い生地を使って、テッシュケースをつくりました。

一つめの生地は、イギリスで出会ったデッドストックのアンティークリネン。
夕暮れの陽が似合うような、麻そのものの素朴さが引き立つ生地。

生地に糊がしっかりと付いていたので一度水通ししました。

すると生地に表情が生まれ、麦畑が似合うような暖かみのある風合いに。
糸自体もしっかりと強度があり、元から目がぎゅっと詰まっている生地なのですが、ウォッシュをかけるとさらに糸同士が詰まり合い、自然にできたシワがなんだかかっこ良くて、この生地の新たな魅力を再発見した気がしました。

生地が擦れると、束になった糸から抜け出してきたもっと細い糸がすこしずつ飛び出してきます。
何年も使っていくと生地ももっと柔らかくなってくたっとしてきます。
それが自然と風合いに変わり、人それぞれの育て方で変化していきます。

長い時間をかけて楽しめるリネンの良さをこの生地を通して感じてもらえたら、と思います。

 
もう一つのリネンは、ネイビーのアンティーククロスから作りました。

薄くて軽くて、さらさらとした質感が気持ち良いです。

現地ではベットリネンとして使われていた生地。大事に使っていたことが想像できる素敵な風合いです。
リネンを新しく買い換えたけどお気に入りのあまり、カットしてキッチンクロスにしていたのではないかなと思います。

そんな風景を想像すると、巡り巡ってここへやってきた生地に愛着がわき、それからずっとお気に入りのリネン。

アンティーク生地特有の色の抜け方がかっこ良いです。

アクセントと補強も兼ねて、赤茶のウール糸でステッチを入れました。
ネイビーに刺繍するとピンク色に見えてすこし可愛らしい仕上がりに。


 
蚤の市で初お披露目です。
ぜひ手にとって生地の風合いをお楽しみください^^
 
 

※ボックスティッシュには対応できない形ですので、ご了承くださいませ。
※数にかぎりがありますのでもし売り切れた場合、ご希望の方はオーダーもお受けいたします。お気軽にご相談くださいね。

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