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news & diary

2019/Feb/21

3月、キルステン・ヘクターマンが来日、苦楽園と東京で展示会開催。

染物と刺繍とジュエリー
キルステン・ヘクターマン展
2019.03.9-11苦楽園 / 3.16-17東京

Kirsten Hecktermann(キルステン・ヘクターマン)は、イギリス・サフォークで手染めの布小物や刺しゅう作品、手づくりのジュエリーを制作する作家です。一枚ずつ手で染めてつくるベルベットの布は、一枚一枚ニュアンスが異なるアートピースのような作品。この布でつくられるクッションや刺しゅうを施したポーチもひとつずつ表情が異なる、偶然の出会いを大切にしたくなるコレクションとなっています。そんなキルステンが新しくつくり始めた作品が、刺しゅうの技術を生かし半貴石をふんだんに使ったジュエリー。友人のためにつくったことがきっかけで始めたインティメートなジュエリー作品もまた一つひとつ異なる表情を持つ独自の世界観を表現しています。

キルステンがイギリス・サフォークに移り住んで約20年、緑豊かな自邸の広い庭で手染めの布を制作。毎朝、庭に座って一杯の紅茶を飲むことから一日がスタート。都会に住んだことがないというキルステンは、真のアウトドアパーソンで、大自然のなかでインスピレーションを感じることが大切だと言います。

今回の初めての来日が決まり、ジュエリー作品を中心に独自の色遣いがすてきなキルステンの世界観を楽しめる展示会を開催します。

Photo by Bill Batten

Kirsten Hecktermann キルステン・ヘクターマン
ケニア出身。料理人として仕事をスタート。ナイロビで『愛と哀しみの果て』の撮影が行われることになり、料理人として応募したものの女性がキッチンに入れないということで、コスチューム・チームに参加。その仕事を通じてイギリスでコスチュームの仕事に就き、アンティーク・テキスタイルのリメイクを習得。約10年、映画のコスチュームの仕事をしたのち、90年代にはイビサ島に移り住み、ヨガの静養所を始める。このときイギリスで買い付けたシルクやアンティークの布を手染めして刺しゅうを施し、オリジナルの作品を作り始める。その後、手染めのベルベット布地によるシンプルなクッションの制作を始め、現在も制作を続けている。一昨年、友人からジュエリーの制作の依頼を受けて、刺しゅうのテクニックを使ったオリジナル・ジュエリーの制作をスタート。

苦楽園 2019.03,09 sat. – 11 mon. 12:00-18:00
DENQUINA TO GO 2F
住所:西宮市松風町4-6

東京 2019.03.16 sat. – 17 sun. 12:00-18:00
DEN PLUS EGG 3F
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-22-6 サルーズキッチンマーケット3F
*チャイナ食堂『サルーズキッチンマーケット』の店内奥の階段をお上がりください。

お問い合わせ:FLUFFY AND TENDERLY Tel. 0798-72-8181

サフォークのアトリエにて Photo by Bill Batten

サフォークのアトリエにて Photo by Bill Batten

刺しゅうをするキルステン Photo by Bill Batten

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