「西の方角には何色を置けばいいの?」「風水で金運アップに効く色って本当にあるの?」——部屋のインテリアを整えたいけれど、西の方角にどんな色を取り入れるべきか迷っている方は多いのではないでしょうか。風水では、西は「金」の気を司る方角とされ、選ぶ色によって金運や恋愛運、家庭運に大きく影響するといわれています。この記事では、西の風水で取り入れるべき色・避けるべき色から、カーテンやインテリアへの具体的な活かし方まで、布と暮らしの視点で徹底的に解説します。
・西の方角が風水で「金」の気を持つ理由と色選びの基本
・金運・恋愛運・家庭運それぞれに効く具体的なカラー
・西に置いてはいけないNG配色と、その根拠
・カーテンやファブリックで西の風水カラーを取り入れる実践テクニック
西の方角が風水で重視される理由と色との深い関係

西は五行の「金」を司る方角
風水の基本となる五行(木・火・土・金・水)の考え方では、西の方角は「金」のエネルギーを持つとされています。金は文字通り金属や財宝を象徴し、金運・商売運・貯蓄運と直結する方角です。五行の関係性では、「土は金を生む(土生金)」という相生の流れがあり、土の要素を持つ色を西に加えると金の気がさらに強まるとされています。逆に「火は金を溶かす(火剋金)」という相剋の関係があるため、火の要素が強い色は西の方角では控えめにするのが風水の基本的な考え方です。こうした五行の循環関係を知っておくと、色選びの根拠がはっきりするため、感覚だけに頼らずインテリアを整えられます。
西の風水と色が金運に結びつくメカニズム
西に「金」の気にふさわしい色を配置すると、その方角のエネルギーが整い、財運を呼び込む流れが生まれるとされています。風水の理論では、方角ごとに固有の気があり、その気と調和する色を置くことで気の巡りがスムーズになるという考え方です。具体的には、西の金の気と親和性が高い「白」「ゴールド」「黄色」などの暖色系の明るい色が金運を活性化させるとされています。一方、気と合わない色を配置すると、エネルギーの流れが滞り、出費がかさむ・お金が貯まらないといった状態につながると風水ではいわれています。ただし、風水はあくまで環境学としての考え方であり、色を変えるだけで必ず金運が上がるわけではない点は押さえておきましょう。
西の方角は金運だけじゃない——恋愛・人間関係にも影響
西の方角は金運のイメージが強いものの、風水では恋愛運や人間関係、楽しみごとの運気にも影響するとされています。西は「実りの秋」の方角ともいわれ、収穫・喜び・人との交流に関わるエネルギーを持つという解釈があります。そのため、恋愛運を高めたいときはピンクやオレンジ系の色を西に取り入れるのが効果的とされており、金運一辺倒の色選びだけがすべてではありません。また、家庭の西側を整えることで家族間のコミュニケーションがスムーズになるという風水師のアドバイスもあります。よくある失敗として、「西=金運=黄色だけ」と思い込んで他の運気を見落とすケースがありますが、目的に応じて色を使い分けることが大切です。
西は五行で「金」の気を持つ方角。金運だけでなく恋愛運・人間関係にも影響するため、目的に合わせた色選びが重要です。
西の風水で金運を高める色の選び方
白——西の風水で最も基本となる色
白は五行で「金」の要素に属する色であり、西の方角ともっとも相性が良い色とされています。風水では白は「浄化」「純粋」「新しい始まり」を象徴し、西の金の気を直接的に強化する働きがあるという考え方です。インテリアに白を取り入れる場合、真っ白(ピュアホワイト)よりもオフホワイトやアイボリーを選ぶと、空間に温かみが加わり居心地が良くなります。ただし、白だけで統一すると空間が冷たく単調な印象になりやすいため、次に紹介するゴールドや黄色をアクセントとして組み合わせると効果的です。
ゴールド・シャンパンゴールド——金の気を直接的に強める色
ゴールドは金運との関連がもっとも直接的な色です。風水の観点では、ゴールドは富・豊かさ・成功を象徴し、西の方角に少量でも取り入れるだけで金の気が活性化するとされています。ただし、部屋全体をゴールドにすると派手になりすぎるため、クッションカバーやタッセル、フォトフレームなど小物で取り入れるのがコツです。最近はシャンパンゴールドやマットゴールドなど、落ち着いた金色のファブリックやインテリア雑貨が増えており、ナチュラルな部屋にも合わせやすくなっています。注意点として、ゴールドの面積が広すぎると「散財」のエネルギーにつながるという風水の解釈もあるため、全体の10〜15%程度に抑えるのが目安です。
黄色・クリームイエロー——金運の定番色を効果的に使うコツ
黄色は「西に黄色で金運アップ」というフレーズで広く知られている風水の定番カラーです。五行では黄色は「土」の要素に属し、「土生金(土は金を生む)」の相生関係で西の金の気をサポートする色として位置づけられています。そのため、西の方角に黄色を置くと金のエネルギーが強まり、財運を引き寄せやすくなるとされています。インテリアに取り入れる際は、鮮やかなレモンイエローよりもクリームイエローやマスタードイエローのほうが空間に馴染みやすく、長く飽きずに使えます。やりがちな失敗としては、「黄色が良い」と聞いて壁・カーテン・ラグすべてを黄色にしてしまうケースです。黄色は膨張色のため、広い面積に使いすぎると落ち着かない空間になります。メインカラーは白やベージュにして、黄色はサブカラーとして20〜30%程度に配分するとバランスが取れます。
ベージュ・アースカラー——土の気で金を育てる色
ベージュやブラウン系のアースカラーも、西の風水では見逃せない色です。黄色と同じく五行の「土」に分類され、土生金の関係で西の金の気を生み育てる働きがあるとされています。特にベージュはどんなインテリアスタイルとも相性が良く、リネンやコットンなどの天然素材の布と組み合わせると、自然で穏やかな雰囲気を作りやすい色です。濃いブラウンよりも明るめのベージュやサンドカラーのほうが西の方角では軽やかな印象になり、金の気を重くしすぎません。注意したいのは、ベージュだけで統一すると単調でぼんやりした印象になりやすいこと。白やゴールドのアクセントを加えて、メリハリをつけることがポイントです。
西の金運カラーの基本は「白・ゴールド・黄色・ベージュ」の4色。五行の相生関係(土が金を生む)を意識すると、色の組み合わせに根拠が持てます。
西の風水で恋愛運・人間関係運を上げる色のポイント

ピンク——西の恋愛運アップに効果的とされる色
金運のイメージが強い西の方角ですが、恋愛運を高めたいときにはピンクが有効とされています。風水ではピンクは「愛情」「人間関係の調和」を象徴する色で、西の方角に配置すると出会いや恋愛に関する運気が活性化するという考え方です。ピンクにも幅広いトーンがありますが、西の方角にはサーモンピンクやコーラルピンクなど、黄みを帯びた温かみのあるピンクが合いやすいとされています。青みの強いフューシャピンクやショッキングピンクは「火」の要素が強くなるため、西では少量に抑えるのが無難です。恋愛運を意識しすぎてピンク一色にすると、金運とのバランスが崩れるという意見もあるため、白やベージュをベースにしてピンクを差し色として使うのがコツです。
オレンジ・コーラル——人間関係と社交運を活性化する色
オレンジやコーラル系の色は、人間関係の活性化や社交運アップに効果があるとされています。風水ではオレンジは「楽しさ」「コミュニケーション」「活力」を象徴し、西の「実りと交流」のエネルギーと調和しやすい色です。ただし、オレンジには「火」の要素も含まれるため、ビビッドなオレンジを大面積で使うと火剋金の関係でマイナスに作用する可能性があります。テラコッタオレンジやアプリコットなど、落ち着いたトーンのオレンジを小物やクッションで取り入れるのがおすすめです。よくある失敗は、エネルギッシュなオレンジを張り切って使いすぎてしまうこと。全体の10%以下に留めると、空間の調和を保ちやすくなります。
パステルカラー——穏やかな人間関係を育む色選び
パステルカラー全般も、西の方角で穏やかな人間関係を育むのに適しているとされています。パステルイエロー、パステルピンク、パステルグリーンなどは柔らかいエネルギーを持ち、家庭内のコミュニケーションを円滑にする働きがあるという風水の考え方です。パステルカラーは彩度が低いため、白やベージュとの相性が良く、西の方角の基本色と組み合わせても違和感が出にくいのが利点です。ただし、パステルグリーンやパステルブルーなど「水」や「木」の要素を持つ色は、西の金の気を弱める可能性があるため、使う面積を限定するのがポイントです。クッションカバー1枚やフラワーベースなど、ワンポイントで取り入れるとバランスが取れます。
意外と知られていませんが、風水では「西にピンクを置くと恋愛運と金運を同時に高められる」とする流派もあります。ピンクは赤(火)と白(金)の混色と解釈でき、白の金の気を残しつつ人間関係のエネルギーをプラスするという考え方です。金運か恋愛運か迷ったときは、ピンク×ゴールドの組み合わせが両取りを狙える配色とされています。
西の風水で避けたい色とNG配色パターン
赤——火の気が金を剋す代表的なNG色
西の方角でもっとも避けたいとされる色が赤です。五行では赤は「火」の要素を持ち、「火剋金(火が金を溶かす)」の相剋関係にあるため、西の金の気を弱めてしまうとされています。具体的には、赤いカーテンや赤い大きなラグを西側の部屋に配置すると、金運が下がる・衝動的な出費が増えるといった影響が出る可能性があるという風水の考え方です。特に真紅やワインレッドなど深みのある赤は火の気が強いため要注意です。ただし、赤を完全にゼロにする必要はなく、赤い花を一輪飾る程度の少量であれば活気を加える効果もあるとされています。ポイントは「面積を最小限に抑える」ことです。
黒・ネイビー——水の気が金を流してしまう色
黒やネイビーなど暗い寒色系も、西の方角では控えめにしたほうが良いとされる色です。五行では黒やネイビーは「水」の要素を持ち、「金生水(金は水を生む)」の関係で金の気が水に流れ出てしまうと解釈されています。分かりやすくいうと、せっかく西で蓄えた金のエネルギーが黒や紺に吸い取られて散財につながるというイメージです。インテリアでは黒いフレームの家具や紺色のカーテンが該当します。特にカーテンのように面積が大きいアイテムで黒やネイビーを使うと影響が大きいとされるため、どうしても使いたい場合はクッションや小物など面積を限定するのがおすすめです。
グレーの使いすぎ——金の気を沈滞させる落とし穴
グレーは一見すると「金属的な色」として西と相性が良さそうに見えますが、風水では注意が必要な色です。薄いグレーやシルバーグレーは金の気と調和しやすい一方、濃いチャコールグレーや暗いグレーを広い面積で使うと空間が重くなり、金の気の活力が失われるとされています。リビングの西側にダークグレーのソファとグレーのカーテンを合わせると、落ち着きはあるものの「気が停滞して運気が滞る」と解釈されることがあります。グレーを使う場合は、ライトグレーをベースにしてゴールドや黄色の小物でアクセントをつけると、金の気を活性化しながらモダンな雰囲気も両立できます。
- 白・オフホワイト・アイボリー
- ゴールド・シャンパンゴールド
- クリームイエロー・マスタードイエロー
- ベージュ・サンドカラー
- パステルピンク・コーラルピンク
- 真紅・ワインレッド(火剋金)
- 黒・ネイビー(金生水で気が流出)
- ダークグレー(気の停滞)
- ビビッドオレンジ(火の要素が強い)
- 濃いグリーン(木の要素が金を消耗)
西のNG色は「赤(火剋金)」「黒・紺(金生水)」「濃いグレー(停滞)」。五行の相剋・相生関係を覚えておくと、なぜNGなのか理屈で判断できます。
西の風水に効く色をカーテンで取り入れるコツ

西日対策と風水を両立するカーテン選び
西側の窓は強い西日が差し込むため、遮光性と風水の両方を考慮してカーテンを選ぶ必要があります。風水では西日が入りすぎると「金の気が過剰に熱せられて散財につながる」とされているため、西の窓にはしっかり遮光できるカーテンを選ぶのが基本です。遮光等級でいうと、遮光1級(遮光率99.99%以上)または遮光2級(遮光率99.80%以上)が目安になります。色は白やアイボリーの遮光カーテンを選べば、風水的に良い色をキープしながら西日もブロックできます。やりがちな失敗は、遮光性だけを重視して黒やネイビーの遮光カーテンを選んでしまうこと。遮光機能の高さと色は必ずしも連動しないため、明るい色でも遮光等級の高い製品は多く存在します。
リネンカーテンで西の風水カラーを自然に取り入れる
リネン(亜麻)素材のカーテンは、西の風水カラーと自然に調和しやすい選択肢です。リネンは素材そのものがベージュやアイボリーの色味を持っているため、染色しなくても西の風水で推奨される色をそのまま実現できます。さらに、リネンは吸湿性がコットンの約1.5倍あり、西日で温まった空気の湿度調整にも寄与する素材です。通気性も高く、光を柔らかく透過させるため、西の窓に光の温かみを残しながら適度に遮光する効果も期待できます。ただし、リネンカーテンは洗濯で3〜5%程度縮む特性があるため、購入時は丈に余裕を持たせることが大切です。また、リネンは遮光等級が高くない製品が多いため、強い西日が気になる場合はリネンのドレープカーテンに裏地付きを選ぶか、遮光ロールスクリーンと二重使いにする方法があります。
カーテンの色×柄の組み合わせで風水効果を高める
カーテンの色だけでなく、柄の選び方も風水では重要とされています。西の方角に合う柄は、ストライプ(上昇のエネルギー)、丸いドット柄(金の気と円の相性が良い)、花柄(華やかさと実りの象徴)などです。逆に、炎をイメージさせるような尖った幾何学模様は火の気を連想させるため、西では控えめにしたほうが良いとされています。色と柄の組み合わせとしては、「アイボリー地にゴールドのストライプ」「白地にベージュの花柄」「クリームイエローの無地にゴールドのタッセル」などが西の風水との相性が良い定番パターンです。注意点として、柄が多すぎると空間が騒がしくなり、金の気の「安定感」が損なわれます。大柄を選ぶなら壁1面だけ、小柄なら全面でも問題ありませんが、迷ったら無地を選んで小物で柄を足すのが失敗しにくい方法です。
西の窓は遮光性と風水カラーの両立がカギ。明るい色でも遮光等級の高いカーテンは多いので、「遮光=暗い色」と決めつけないことが大切です。
西の風水の色をインテリア小物で手軽に活かす方法
クッションカバー・ファブリック小物で西の風水カラーを導入する
カーテンの買い替えはハードルが高いと感じる方には、クッションカバーやテーブルランナーなどのファブリック小物から始めるのがおすすめです。西側のソファにゴールドやクリームイエローのクッションカバーを2〜3個置くだけでも、風水的な色のバランスが整います。ファブリック小物のメリットは、季節や気分に応じて簡単に交換できること。春夏はパステルイエロー、秋冬はマスタードイエローやゴールドなど、同じ「西の風水に良い色」でもトーンを変えて楽しめます。選ぶ際のポイントとして、素材は天然繊維(コットン、リネン、シルク)を選ぶと、風水では「自然の気を取り込みやすい」とされています。化学繊維が一概にNGというわけではありませんが、天然素材のほうが肌触りも良く、空間の質感を高めやすいのは事実です。
花瓶・フラワーアレンジメントで西に色を足す
西の方角に花を飾ることは、風水では手軽にエネルギーを高める方法として推奨されています。花瓶は陶器製や白い磁器が西の金の気と相性が良く、ガラス製の場合はクリアやゴールド縁のものが適しています。花の色は黄色(ひまわり、ガーベラ、バラ)、白(カサブランカ、マーガレット)、ピンク(バラ、カーネーション)が西向きです。生花が理想的ですが、手入れが難しい場合はドライフラワーよりもアーティフィシャルフラワー(造花)のほうが良いとされています。風水ではドライフラワーは「枯れた気」を発するとされるため、西に限らず飾る場所には注意が必要です。よくある失敗は、花が枯れたまま放置してしまうこと。枯れた花は「死んだ気」を発するとされるため、水替えと花の状態チェックを2〜3日おきに行うのが鉄則です。
照明・キャンドルで西の金の気を引き立てる
西の方角の照明選びも、風水では色との関連で意識したいポイントです。照明の色温度は、電球色(2700K〜3000K程度)が西の金の気と調和しやすいとされています。電球色は黄みがかった温かい光で、白やベージュのインテリアをゴールドのように見せる効果があります。一方、昼白色(5000K程度)の青白い光は「水」の要素を連想させるため、西のメイン照明には不向きとする風水師もいます。キャンドルについては、火の要素を持つため西では控えめにという意見と、金色・白色のキャンドルなら問題ないという意見があります。LEDキャンドルを使えば、火の要素を抑えつつ温かみのある光を取り入れられるため、迷ったときはLEDキャンドルが無難な選択です。
| アイテム | おすすめ色 | 素材のポイント | 取り入れやすさ |
|---|---|---|---|
| クッションカバー | ゴールド・黄色 | コットン・リネン推奨 | ★★★ |
| テーブルランナー | 白・ベージュ | リネン・シルク混が映える | ★★★ |
| カーテン | アイボリー・白 | 遮光性も確認 | ★★☆ |
| 花瓶・花 | 白磁器+黄色の花 | 陶器・磁器が好相性 | ★★★ |
| 照明 | 電球色(2700K〜3000K) | LED電球で手軽に | ★★☆ |
西の風水と色の効果を部屋別に使い分ける工夫
リビングの西側——家族の金運と団らんを両立する色使い
リビングの西側は家族全員の運気に影響するため、色のバランスが特に重要です。ベースカラーは白やアイボリーで明るく清潔感を保ち、サブカラーにベージュやクリームイエロー、アクセントにゴールドを配置するのが基本の配色です。リビングは家族が集まる場所のため、金運だけでなくコミュニケーション運も意識して、ピンクやコーラルの小物を少量プラスするとバランスが取れます。注意点として、リビングの西側にテレビを置く場合、テレビの黒い画面が「水」の要素になりやすいため、テレビ周りにゴールドのフォトフレームや黄色い小物を飾って金の気を補強するのがおすすめです。リビングに赤いソファやネイビーのラグを置いている場合は、西側から離して配置するだけでも風水的な影響を和らげられます。
寝室の西側——安眠と運気アップを叶える色の選び方
寝室の西側は、睡眠中に気を取り込む場所として風水では重要視されています。寝室では落ち着いた色がベースになるため、パステルイエロー、クリーム色、ライトベージュなど穏やかなトーンの西の風水カラーが適しています。ゴールドを取り入れる場合も、テカテカした光沢のあるゴールドではなく、マットゴールドやシャンパンゴールドのクッションカバーや寝具カバーのほうが安眠を妨げません。寝具の素材としては、コットンやリネンの天然素材が通気性に優れ、風水でも「自然の気を取り込みやすい」とされています。コットンの布団カバーは肌触りが柔らかく4,000〜8,000円程度、リネンは吸湿発散性が高く8,000〜15,000円程度が一般的な価格帯です(※最新情報は各メーカー公式サイトでご確認ください)。やりがちな失敗は、風水を意識しすぎて寝室に刺激の強い鮮やかな黄色を選んでしまうこと。黄色は覚醒作用があるため、寝室にはトーンを落とした淡い黄色を選びましょう。
キッチン・ダイニングの西側——食と財の運気を整える色のコツ
キッチンは「火」と「水」の両方の要素が混在する場所のため、西側のキッチンでは色選びに一層の配慮が必要です。コンロ(火)とシンク(水)の間に金の気を持つ白い食器や黄色いキッチンクロスを置くと、五行のバランスが整いやすくなるとされています。テーブルクロスやランチョンマットは、白やベージュのリネン素材を選ぶと、西の風水カラーを自然に取り入れつつ食卓の雰囲気も温かくなります。リネンのランチョンマットは1枚500〜2,000円程度で手に入り、洗濯を繰り返すほど柔らかくなる特性があるため、コストパフォーマンスの面でもおすすめです。注意したいのは、キッチンの西側に赤いケトルや黒い調理家電をまとめて置いてしまうこと。これらは火と水の気を同時に強めるため、西の金の気が不安定になりやすいとされています。
玄関の西側——運気の入り口をベストカラーで整える
玄関は風水で「気の入り口」とされ、西側の玄関は金運の入り口として特に重要な場所です。玄関マットを白やベージュ、黄色にするだけで西の風水カラーを手軽に取り入れられます。素材はコットンやウール混が踏み心地が良く、洗濯もしやすいため清潔に保ちやすい選択肢です。風水では玄関の清潔さが運気を左右するとされるため、洗えない素材の玄関マットより、家庭で手軽に洗える素材を選ぶのがポイントです。また、玄関に鏡を置く場合、西側の玄関で正面に鏡を配置すると「入ってきた金の気を跳ね返してしまう」とされるため、正面を避けて横の壁に設置するのが風水のセオリーです。靴が散乱していたり、暗くて閉塞感のある玄関は運気を下げるとされるため、照明を電球色にして明るく保ち、整理整頓を心がけることが色選び以上に大切です。
西の風水カラーは部屋の用途に合わせてトーンを調整するのが大切。リビングはアクセントカラーで華やかに、寝室はパステルトーンで穏やかに、が基本の使い分けです。
西の風水で色を選ぶときに知っておきたい実践テクニック
色の面積比「70:25:5」で失敗しない配色を作る
西の方角に風水カラーを取り入れるとき、インテリアの配色バランスを決める基本法則が「70:25:5」の面積比です。ベースカラー(壁・床・天井)に70%、サブカラー(カーテン・ラグ・大型家具)に25%、アクセントカラー(クッション・小物・花)に5%を配分します。西の風水で当てはめると、ベースカラーは白やアイボリー、サブカラーはベージュやクリームイエロー、アクセントカラーはゴールドやピンクという組み合わせが理想的です。この比率を守ると、風水的に良い色を取り入れつつ、空間としても調和が取れた仕上がりになります。失敗パターンとして多いのは、風水に効くとされる色を均等に配分してしまうこと。黄色・ゴールド・白を同じ割合で使うと、まとまりがなく落ち着かない空間になりがちです。
季節に合わせた西の風水カラーの衣替え
風水の色選びは年間を通して固定する必要はなく、季節に合わせて微調整すると効果が高まるとされています。春はパステルイエローやサーモンピンクで新しい出会いと成長のエネルギーを取り込み、夏は白やアイボリーを増やして涼しげに。秋はマスタードイエローやゴールドで実りのエネルギーを強め、冬はクリーム色やベージュで温かみを加えるのがおすすめの衣替えサイクルです。カーテンの買い替えは頻繁にできないため、クッションカバーやテーブルクロスなど交換しやすいファブリックで季節感を出すのが現実的な方法です。コットンのクッションカバーなら1枚1,000〜3,000円程度で購入でき、3〜4枚ストックしておけば年間を通じて手軽に模様替えができます。
風水の色選びで陥りやすい3つの誤解
西の風水と色について情報を集めると、さまざまな説が見つかりますが、よくある誤解を整理しておきましょう。1つ目は「ラッキーカラーは毎年変わるから、去年の色はもう効果がない」という誤解。年ごとのラッキーカラーは九星気学や干支に基づく時間的な要素で、方角に基づく風水の基本色とは別の考え方です。西に白やゴールドが良いという方位の風水は、年によって変わるものではありません。2つ目は「風水の色を取り入れれば、それだけで運気が劇的に変わる」という思い込み。風水はあくまで環境を整える考え方であり、色を変えることは「環境を快適にする手段の一つ」として捉えるのが健全です。3つ目は「風水的にNGな色は1つも置いてはいけない」という極端な解釈。実際にはアクセント程度の量であれば大きな影響はないとされており、好みやインテリアの調和との兼ね合いで柔軟に判断するのが実践的です。
風水の色選びは「環境を整える考え方の一つ」であり、科学的に運気向上が証明されているわけではありません。「この色を置けば必ず金運が上がる」といった過度な期待は禁物です。色を整えることで空間が快適になり、気分が前向きになるという環境心理学的な効果も含めて、総合的にインテリアを楽しむ姿勢が大切です。
まとめ:西の風水に合う色を知れば、インテリアはもっと楽しくなる
西の方角は五行で「金」の気を持ち、金運・恋愛運・人間関係運に関わる重要な方角です。色選びの基本を押さえれば、カーテンやクッションカバーなど身近なファブリックから手軽に風水を取り入れられます。
この記事のポイントを振り返りましょう。
- 西の基本カラーは「白・ゴールド・黄色・ベージュ」——五行の金と土の要素を持つ色が好相性
- 恋愛運にはピンクやコーラルを差し色で加えると効果的
- 赤(火剋金)と黒・ネイビー(金生水)は面積を抑えるのが原則
- カーテンは遮光性と風水カラーの両立がカギ。明るい色でも遮光等級の高い製品は豊富
- 配色は「70:25:5」のバランスが基本。風水カラーを均等に使うと逆効果
- 季節ごとにクッションカバーやテーブルクロスで色のトーンを変えると鮮度が保てる
- 風水は「環境を快適にする考え方の一つ」。色を楽しみながら空間を整える意識が大切
風水の理論を難しく考えすぎる必要はありません。まずは西側の窓辺やソファ周りに、白やクリームイエローのクッションカバーを1つ置くことから始めてみてください。色が変わるだけで空間の印象はぐっと明るくなり、毎日の暮らしに新鮮な気持ちが生まれるはずです。お気に入りの色とファブリックで、西の方角を心地よく整えていきましょう。

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