「北東の部屋って、風水的にどうなの?」「なんだか落ち着かない気がする……」そんな不安を感じている方は少なくありません。風水では北東は「鬼門」と呼ばれ、変化やエネルギーの入り口とされる方角です。しかし、正しく整えれば貯蓄運や不動産運を高める力強い方角でもあります。この記事では、風水北東の部屋を布・カーテン・ファブリックの視点から整える方法を、素材選びから色・柄の合わせ方まで網羅的に解説します。
・風水で北東の部屋が重要とされる理由と「土」の気の特徴
・北東の部屋に合うカーテン素材・色・柄の具体的な選び方
・ラグやクッションなどファブリック全体の整え方
・部屋の用途別(寝室・子ども部屋・書斎)のアドバイス
風水で北東の部屋が重要とされる理由とは

北東は「鬼門」——変化のエネルギーが集まる方角
風水における北東は「鬼門(きもん)」と呼ばれ、古来より気の流れが激しく変化する方角と考えられてきました。鬼門とは、陰(北)と陽(東)が切り替わる境界にあたるため、エネルギーの入れ替わりが起きやすい場所という意味です。そのため、この方角を乱雑にしておくとイライラや不安定さを招きやすいとされています。反対に清潔に保つことで、転職・引っ越し・貯蓄といった「変化に関わる運気」を味方につけられると言われています。よくある失敗は「鬼門=悪い方角」と思い込んで対策を諦めてしまうこと。正しくは「整えればプラスに転じる方角」です。
北東が持つ「土」の気と布選びの関係
風水の五行(木・火・土・金・水)において、北東は「土」の気を持つ方角です。土の気は「安定」「蓄積」「育成」を象徴し、どっしりとした落ち着きをもたらします。布やファブリックの観点では、この土の気と相性が良い素材は天然繊維です。コットン(綿花=土から育つ植物)やリネン(亜麻=土壌の養分を吸い上げて育つ)は、まさに「土」のエネルギーを体現する素材と言えます。一方、ポリエステル100%のような化学繊維は「火」の気を帯びやすく、土の気との相性がやや劣るとされています。ただし、化繊が混紡されていても天然繊維の比率が50%以上であれば大きな問題はありません。
北東の部屋を整えると動き出す3つの運気
風水で北東の部屋を丁寧に整えると、特に3つの運気に影響があるとされています。1つ目は「貯蓄運」。土の気が安定することで、お金が貯まりやすい流れが生まれます。2つ目は「不動産運」。土地や住まいに関わる決断が良い方向に進みやすくなります。3つ目は「変化運」。転職・転居・新しい学びなど、人生の転機に関する運気です。この3つに共通するのは「地に足のついた変化」である点です。派手な装飾よりも、清潔感と落ち着きのあるインテリアで整えることが最も効果的とされています。注意点として、北東の部屋に水回りがある場合(洗面所やトイレに面しているなど)は、こまめな換気と水滴の拭き取りを意識してください。水の気が土の気を弱めるためです。
北東は「鬼門」だからダメな方角ではなく、「土」の気を持つ変化の入り口。清潔さと天然素材で整えれば、貯蓄運・不動産運・変化運の3つが動き出します。
風水北東の部屋に合うカーテン素材の選び方
リネンカーテンは北東と相性抜群の理由
北東の部屋にカーテンを選ぶなら、まず候補に挙がるのがリネン(麻)素材です。リネンは亜麻という植物の茎から作られる天然繊維で、吸湿性はコットンの約1.5倍、通気性にも優れています。風水的に見ると、植物由来であることから「木」の気を帯びていますが、土から育つ植物であるため「土」の気とも調和します。五行では「火→土」(火が土を生む)の相生関係がありますが、木と土は本来やや緊張関係にあります。ただし、リネンのようにナチュラルな風合いを持つ素材は、その穏やかな見た目が土の気を刺激しすぎず、北東の部屋に落ち着きをもたらしてくれます。注意点としては、リネンカーテンは洗濯で3〜5%程度縮む性質があるため、購入時はやや長めのサイズを選ぶのがコツです。
コットン・コットンリネン混紡の安定感
コットン(綿)は「土」の気との相性が最も良い素材の一つです。綿花は土壌でじっくり育つ植物であり、触れたときの柔らかさや温もりが、北東の部屋に求められる「安定感」を与えてくれます。コットン100%のカーテンは吸湿性に優れる反面、日光による退色がリネンより早い傾向があります。色の持ちを重視する場合は、裏地付きのコットンカーテンか、コットンとリネンの混紡(コットンリネン)を選ぶと良いでしょう。混紡の場合、コットン60%・リネン40%前後の配合が多く、コットンの柔らかさとリネンの張り感の両方を得られます。価格帯はコットン100%のオーダーカーテンが1窓あたり8,000〜20,000円程度、コットンリネン混紡は10,000〜25,000円程度が目安とされています。※最新価格は各メーカーの公式サイトでご確認ください。
ポリエステルを選ぶなら「天然素材風」の加工を
予算やお手入れのしやすさからポリエステルカーテンを選びたい場合もあるでしょう。ポリエステルは洗濯による縮みがほぼゼロで、シワにもなりにくく、価格も天然素材の半額程度で済みます。風水的には化学繊維は「火」の気を帯びやすいとされますが、対策はあります。1つ目は「天然素材風の加工」が施された製品を選ぶこと。最近はリネンライクやコットンタッチと呼ばれる、見た目と手触りを天然素材に寄せたポリエステルカーテンが増えています。2つ目は色選びでカバーすること。白・ベージュ・アイボリーといった「土」の気を補う色を選べば、素材の「火」の気を和らげることができます。ただし、光沢の強いサテン調やメタリックな質感のポリエステルは避けてください。「金」の気が強くなり、土の気を抑制してしまいます。
北東のカーテン素材は天然繊維が基本。リネンやコットンが理想ですが、ポリエステルでも「天然素材風の加工+土の気を補う色」で対応できます。
| 比較項目 | リネン | コットン | ポリエステル |
|---|---|---|---|
| 北東との風水相性 | ◎ | ◎ | △(色で補完可) |
| 吸湿性 | ◎(コットンの約1.5倍) | ○ | △ |
| 洗濯での縮み | 3〜5%縮む | 2〜3%縮む | ほぼ縮まない |
| 価格帯(1窓目安) | 12,000〜30,000円 | 8,000〜20,000円 | 3,000〜10,000円 |
| お手入れのしやすさ | △(縮み注意) | ○ | ◎ |
風水北東の部屋におすすめのカーテンの色と柄

白・アイボリー・ベージュ——北東の基本カラー3選
風水で北東の部屋のカーテン色を選ぶなら、基本となるのは白・アイボリー・ベージュの3色です。白は「浄化」の意味を持ち、鬼門である北東の気の流れを清める効果があるとされています。アイボリーは白よりも温かみがあり、北東の部屋にありがちな冷たい印象を和らげてくれます。ベージュは「土」の気を直接的に象徴する色で、安定感や安心感を高めます。この3色に共通するのは「明るさ」です。北東は日照時間が短い方角のため、暗い色のカーテンを選ぶと部屋全体がさらに暗く沈んでしまいます。カーテンの明度(色の明るさ)は70%以上を目安にすると失敗しにくいでしょう。具体的には、生地見本を白い紙の上に置いたとき、大きな差を感じない程度の明るさが理想です。
風水で北東の部屋にアクセントを入れるなら黄色と赤
ベーシックカラーだけでは物足りないと感じる場合、アクセントとして相性が良いのは黄色と赤です。黄色は「土」の気を活性化させる色で、特に貯蓄運を高めたいときに効果的とされています。カーテンの柄やタッセル(カーテンを束ねる紐飾り)にレモンイエローやマスタードイエローを取り入れると、派手になりすぎず北東の部屋に明るさをプラスできます。赤は「火」の気を持ちますが、五行では火が土を生む(火生土)関係にあるため、少量であれば北東の部屋の運気を底上げしてくれます。ただし、赤をカーテン全面に使うのはNG。タッセルや裾のライン、クッションなど面積の小さいアイテムに限定してください。赤の面積が部屋全体の5%を超えると、「火」の気が強くなりすぎて落ち着きを損なう恐れがあります。
北東のカーテンに避けたい色と柄パターン
風水では北東の部屋に合わない色もはっきりしています。まず避けたいのは黒・ダークグレーなどの暗色です。北東は日当たりが限られるため、暗い色は陰の気をさらに強めてしまいます。次にブルー系。水色やネイビーは「水」の気を持ち、五行では水が土を弱める(土剋水の逆)関係にあるため、北東の「土」の気と相性がよくありません。柄については、幾何学模様(シャープな直線や三角形)は「金」の気を強め、土の気を消耗させるとされています。おすすめの柄はボタニカル柄(植物モチーフ)やストライプ(縦方向に気の流れを整える)、無地です。特にリーフ柄は「木」の気を穏やかに取り入れつつ、ナチュラルな雰囲気で北東の部屋を明るくしてくれます。
レースカーテンの素材と透け感で風水効果を高める
北東の部屋では、ドレープカーテン(厚手)だけでなくレースカーテンの選び方も重要です。レースカーテンは日中の光を取り込みながら気の流れを調整する役割があります。北東の窓には、ボイルレース(薄手で透け感のある生地)よりもミラーレースやリネン混のレースカーテンがおすすめです。理由は2つあります。1つ目は、ミラーレースは外からの視線を遮りながら光を拡散するため、日照の少ない北東でも室内が明るく感じられること。2つ目は、リネン混のレースは天然繊維の吸湿性で窓まわりの結露を緩和し、清潔さを保ちやすいことです。北東の窓は結露が発生しやすい位置にあるため、レースカーテンが湿気を吸ったままだとカビの原因になります。月に1回はレースカーテンを洗濯し、清潔を保つことが風水的にも衛生的にも大切です。
北東の窓に黒やネイビーのカーテンを掛けると、日照不足と「水」の気の過剰で部屋全体が沈んだ雰囲気になりがちです。すでに暗色のカーテンを使っている場合は、レースカーテンを白やアイボリーにするだけでも印象が変わります。
風水北東の部屋のラグ・クッション選びのポイント
ラグは「土」を意識した素材とカラーで統一する
北東の部屋にラグを敷くなら、素材はウール・コットン・ジュート(黄麻)などの天然繊維がおすすめです。特にウールは「土」の気と親和性が高く、保温性が高いため北東の部屋の冷えやすさをカバーしてくれます。ウールラグの吸湿量は自重の約30%まで水分を吸い取り、放湿も速いため、結露が気になる北東の部屋でもジメジメしにくいのが特徴です。カラーはベージュ・クリーム・ライトブラウンなどのアースカラーが基本。カーテンの色との統一感を意識し、同系色で明度に差をつけると空間にまとまりが出ます。注意点として、毛足の長いシャギーラグは見た目の温かさはありますが、ホコリが溜まりやすく清潔を保ちにくいため、北東の部屋には不向きです。毛足10mm以下の平織りやループパイルを選ぶと掃除がしやすくなります。
クッションカバーで「土」の気を手軽に強化する
クッションカバーは、部屋の風水を手軽に調整できるアイテムです。北東の部屋では、コットンやリネンのクッションカバーにベージュやブラウン系の色を選ぶのが基本です。素材の質感として、リネンのさらっとした張り感やコットンの柔らかな風合いは、北東の「土」の気に安定感を加えます。配置のポイントは、ソファやベッドに2〜4個を偶数で置くこと。風水では偶数が「安定」を意味し、奇数は「変化」を促すとされているため、北東の部屋では偶数配置が望ましいとされています。ここで意外と知られていないのが、クッションカバーの洗濯頻度の重要性です。カバーは月2回以上洗うことで、溜まった陰の気をリセットできると言われています。見た目が汚れていなくても、繊維が吸った汗や皮脂は気の滞りの原因になります。
カーペット・ラグのサイズと配置の風水ルール
ラグのサイズ選びにも風水的なポイントがあります。北東の部屋では、床面積の40〜60%をカバーする大きさが理想とされています。小さすぎるラグ(床面積の20%以下)では「土」の気を十分に受け止められず、逆に部屋全体を覆うカーペットは気の流れを停滞させる恐れがあります。配置は部屋の中央よりもやや北東側に寄せると、「土」の気の強い場所を直接温められるため効果的です。フローリングの部屋でラグなしの場合、木(フローリング)の気が直接土の気と接するため、やや不安定になりやすいとされています。1枚ラグを敷くだけでも緩衝材の役割を果たしてくれます。よくある失敗として、ラグの下にホコリが溜まっているのに放置してしまうケースがあります。週1回はラグをめくって掃除機をかけ、清潔を保つことが北東の風水の基本です。
北東のラグ・クッションは「天然素材×アースカラー×清潔さ」の3点セット。毛足の長いシャギーラグはホコリが溜まりやすいので避けましょう。
風水北東の部屋で避けたいNGインテリアと布使い
黒・ダークトーンの布を多用する失敗パターン
北東の部屋でやりがちな失敗の1つ目が、黒やダークブラウン、チャコールグレーなど暗い色の布を多用してしまうことです。原因はシンプルで、「落ち着いた雰囲気にしたい」「汚れが目立たない色がいい」という実用面の判断から暗色を選んでしまうケースが多いのです。しかし北東は日照時間が短く、午前中の早い時間しか日が当たらない方角です。そこに暗い色のカーテンやベッドカバーを合わせると、日中でも薄暗い印象になり、陰の気が溜まりやすくなります。対策としては、ベースカラーを白やベージュにして、暗い色はアクセント(クッション1個、小さなスローブランケットなど)に限定すること。暗い色の面積を部屋全体の10%以下に抑えるのが目安です。
合成繊維の光沢カーテンが風水バランスを崩す理由
2つ目の失敗パターンは、光沢のある合成繊維のカーテンやクッションを北東の部屋に使うことです。サテン調やシルク風のポリエステル、メタリックな糸を織り込んだファブリックは「金」の気が強い素材とされています。五行の相剋関係では「土生金」(土が金を生む)ですが、金の気が強くなりすぎると土の気が消耗してしまいます。具体的には、部屋の落ち着きがなくなる、貯蓄運が安定しないといった影響が出やすいとされています。北東にカーテンを選ぶ際、遮光性を重視してシルバーコーティングの裏地を選ぶ方がいますが、この裏地は金属的な光沢があるため風水的にはマイナスです。遮光性が必要な場合は、マット仕上げの裏地付きカーテンか、遮光ライナーを別付けする方法を選びましょう。
水モチーフの布・カバーが北東にNGな理由
魚柄・波柄・マリン系ストライプなど「水」をイメージさせる柄の布も、北東の部屋では避けた方が無難です。五行では「土剋水」(土は水を堰き止める)という関係があり、水の気を持つアイテムが北東に多いと、土の気との間に緊張が生まれて空間が不安定になるとされています。ブルーを基調としたデニム素材のクッションカバーなども、色と素材の両面で水の気を帯びるため北東にはあまり向きません。代わりに、リーフ柄やフラワー柄といった植物モチーフ、あるいはベージュ系の無地を選ぶのがおすすめです。観葉植物そのものを置く場合も、水受け皿に水を溜めたままにしないよう注意してください。
- 白・ベージュ・アイボリーのカーテン
- コットンやリネンなど天然素材
- リーフ柄・ボタニカル柄・無地
- マット仕上げの遮光裏地
- 黒・ネイビーなど暗色の大面積使い
- サテン調・メタリック光沢の合成繊維
- 魚柄・波柄・マリン系の水モチーフ
- シルバーコーティングの遮光裏地
風水北東の部屋を季節ごとに整えるファブリック術

春夏はリネン中心で通気性と清潔感を確保する
春から夏にかけての北東の部屋は、湿気対策が最大のテーマです。北東は朝日が差す方角ですが、日中の直射日光は少ないため、湿気がこもりやすい傾向があります。この時期のカーテンはリネン素材が適しています。リネンの吸湿発散性は天然繊維の中でもトップクラスで、湿度の高い日本の夏でも生地がベタつきにくいのが特徴です。レースカーテンもリネン混のものに替えると、窓まわりの湿気を効率よく吸い取ってくれます。クッションカバーやソファカバーも、夏場は厚手のコットンからリネンや薄手のコットンガーゼに衣替えすると良いでしょう。色は白やライトベージュなど明度の高いカラーに切り替えることで、視覚的にも清涼感が出ます。注意点として、夏場は窓を開ける機会が増えますが、北東の窓を開けっぱなしにすると虫や砂埃が入りやすいため、網戸の状態も確認しておきましょう。
秋冬はコットンとウールで温かみを足す
秋から冬にかけては、北東の部屋の冷え対策が重要になります。北東は北風の影響を受けやすく、窓際の体感温度が室内の中心部より2〜3℃低くなることもあります。カーテンは厚手のコットンや二重織りのカーテンに替え、窓からの冷気を遮断しましょう。カーテンの丈は窓枠の下15〜20cmまで長くすると、冷気の侵入を防ぐ効果が高まります。ラグもウールやコットンの厚手タイプに衣替えし、足元からの冷えを防ぎます。クッションカバーはベルベット調のコットンや起毛素材を選ぶと、見た目にも暖かく、北東の部屋に不足しがちな「温もり」を補えます。風水的には、秋冬は暖色系のアクセントカラー(マスタードイエロー、テラコッタ、バーントオレンジなど)を小物に取り入れることで、「火→土」の相生関係を活かして運気を高められるとされています。
季節の変わり目にやりたい「布の総入れ替え」チェックリスト
風水では、季節の変わり目にファブリック類を一新することで気の流れをリフレッシュできると考えられています。年2回(春と秋)を目安に、以下の布アイテムを点検しましょう。まず、カーテンは洗濯または交換。レースカーテンは特に汚れが溜まりやすいため、ネットに入れて弱水流で洗います。次にクッションカバーの交換。季節に合った素材と色に替えます。ラグは天日干しか、コインランドリーの大型乾燥機で高温乾燥するとダニ対策にもなります(60℃以上で約30分)。ベッドリネン(シーツ・枕カバー)は通年で週1回の洗濯が理想ですが、季節の変わり目には素材自体の見直しも行います。この総入れ替えをするだけで、北東の部屋の空気が明らかに変わったという口コミ傾向が多く見られます。
カーテン(ドレープ・レース両方)を洗濯または交換する
クッションカバーを季節に合う素材・色に交換する
ラグを天日干しまたは高温乾燥(60℃以上・30分)する
ベッドリネンの素材を季節仕様に見直し、洗濯して取り替える
風水北東の部屋を用途別に整える——寝室・子ども部屋・書斎
北東の寝室は「安眠」と「安定」をファブリックで両立する
北東に寝室がある場合、風水では「安定した睡眠」と「変化運のコントロール」が課題になります。鬼門の気が活発な場所で眠ることになるため、布のチカラで穏やかな空気を作ることが大切です。ベッドリネンはコットン100%のサテン織りまたはブロード織りが適しています。サテン織りは肌触りが滑らかで、寝返り時の摩擦が少なく安眠に導きます。色はベージュ、クリーム、淡いイエローのいずれかが北東の寝室に合います。枕カバーも同色で統一すると、視覚的な落ち着きが増します。カーテンは遮光2級以上(遮光率99.80%以上)を選ぶと、早朝の日差しで目が覚める問題を防げます。ただし先述のとおりシルバーコーティングの裏地は避け、マット仕上げを選んでください。よくある失敗は、寝室に「変化運を呼び込みたい」と赤やオレンジを多用してしまうこと。北東の寝室では「静」の気が最優先です。
北東の子ども部屋は「学び」の運気を伸ばす色使いがカギ
北東は「艮(ごん)」の方位とも呼ばれ、「山」の象意を持ちます。山は「学問」「知恵」「忍耐」を意味するため、子ども部屋が北東にある場合は勉強運や集中力に良い影響が期待できます。カーテンやデスクまわりの布には、クリームイエローやライトグリーンを取り入れると、知的好奇心を刺激しながらも落ち着きのある空間になります。素材はコットン100%が洗いやすくおすすめです。子ども部屋は汚れる頻度が高いため、洗濯機で丸洗いできるかどうかが重要な選択基準になります。注意すべきは、キャラクターもののカーテンやビビッドカラーの使いすぎ。赤・青・黒の面積が大きいと、気が散りやすくなる可能性があります。「勉強に集中できる環境」を風水的に整えるなら、淡い暖色系+天然素材を基本にし、キャラクターものは小物やポスターに限定するのがバランスの良い方法です。
北東の書斎・仕事部屋は「集中」と「蓄積」を意識する
書斎や仕事部屋が北東にある場合、風水的には「知識の蓄積」「キャリアの安定」に良い方位とされています。ファブリックの選び方は、デスクまわりにアイボリーやベージュのデスクマット(フェルトやコットン素材)を敷き、足元にはウールの小ぶりなラグを配置するのが効果的です。カーテンはベージュやライトブラウンの無地で、余計な柄のないものが集中を妨げません。窓際にカーテンの代わりにプリーツスクリーン(ファブリック系のブラインド)を使う方法もあります。プリーツスクリーンは和紙調やリネン調の素材感のものが多く、北東の「土」の気と馴染みやすいのが特徴です。注意したいのは、デスクの上に布類を出しっぱなしにすること。使わない布は引き出しや収納ボックスにしまい、デスク上をすっきり保つことが、気の流れを滞らせないコツです。
北東の部屋の用途によって布選びの優先ポイントが変わります。寝室は「安眠=遮光+ベージュ」、子ども部屋は「学び=淡い暖色+洗える素材」、書斎は「集中=無地+整頓」が鍵です。
風水北東の部屋の運気を保つお手入れ習慣
カーテンの洗濯頻度と正しい洗い方
北東の部屋の運気を保つうえで最も重要なのが、布の清潔さを維持することです。風水では北東は「清浄」を求める方角であり、汚れたファブリックは気の滞りに直結するとされています。カーテンの洗濯頻度はドレープカーテン(厚手)が年2〜3回、レースカーテンが年3〜4回が一般的な目安です。洗い方は、フックを外してたたみ、洗濯ネットに入れて弱水流(手洗いモード)で洗います。リネンカーテンは30℃以下のぬるま湯、コットンカーテンは40℃以下が推奨温度です。脱水は1分以内に止め、カーテンレールに吊るして自然乾燥させると、重力でシワが伸びてアイロンが不要になります。やりがちな失敗として、年単位でカーテンを洗わない方が意外に多いのですが、レースカーテンは特に排気ガスや花粉を吸着しやすく、3か月以上洗わないと繊維の中に汚れが定着してしまいます。
ラグ・クッションカバーの衛生管理で気の流れを守る
ラグは週1回の掃除機がけと、3〜6か月に1回の丸洗いまたはクリーニングが理想です。コットンラグは家庭の洗濯機で洗えるサイズ(130×180cm以下が目安)であれば、ネットに入れて弱水流で洗えます。ウールラグはドライクリーニングが基本ですが、部分汚れは中性洗剤を薄めた液で叩き洗いすれば対応可能です。クッションカバーは月2回以上の洗濯を推奨します。コットンやリネンのカバーは40℃以下のぬるま湯で洗い、陰干しすると色褪せを防げます。風水的には、「布が清潔な状態=気の通り道が開いている状態」と考えます。北東の部屋で特に気をつけたいのは、窓際に置いたクッションが結露の水分を吸ってしまうケースです。窓から15cm以上離して配置するか、窓の結露対策(結露防止シート・換気)を先に行うと良いでしょう。
北東の窓まわりを清潔に保つ3つの習慣
北東の窓まわりの清潔さは、この方角の風水効果に直結します。習慣として取り入れたいのは3つです。1つ目は「毎朝の換気」。北東の窓を朝5〜10分開けて空気を入れ替えることで、夜間に溜まった陰の気を流します。冬場も短時間でよいので実践してください。2つ目は「窓ガラスの月1回拭き」。窓ガラスが曇っていると光の透過量が減り、北東の部屋がさらに暗くなります。クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)をスプレーし、マイクロファイバークロスで拭くと跡が残りにくくおすすめです。3つ目は「カーテンレールのホコリ取り」。見落としがちですが、レール上部にはホコリが積もりやすく、カーテンを開閉するたびにホコリが舞い散ります。ハンディモップで週1回サッと拭くだけで十分です。
風水では窓を「気の出入口」と見なします。北東の窓が汚れていると、せっかくカーテンやラグで整えた「土」の気のバランスが台無しに。布だけでなく窓ガラスの透明度まで気を配ると、北東の部屋の空気感がワンステップ変わります。
まとめ:風水北東の部屋は「清潔感×自然素材」で整えよう
風水における北東の部屋は、「鬼門だから怖い」のではなく、「正しく整えれば貯蓄運・不動産運・変化運を引き寄せる力強い方角」です。カギとなるのは、「土」の気と調和する天然素材と、明るいアースカラー、そして何よりも「清潔さ」です。
この記事のポイントを振り返りましょう。
- 北東は五行で「土」の気を持つ方角。天然繊維(リネン・コットン・ウール)のファブリックと相性が良い
- カーテンの色は白・アイボリー・ベージュが基本。アクセントには黄色を少量取り入れる
- 黒・ネイビー・ブルー系の大面積使いや、光沢のある合成繊維は北東では避ける
- ラグは床面積の40〜60%をカバーするサイズで、毛足の短い天然素材を選ぶ
- クッションは偶数配置で安定感を出し、カバーは月2回以上洗濯して清潔に保つ
- 春夏はリネン中心、秋冬はコットン・ウール中心に季節の衣替えを行う
- 北東の窓まわりの換気・掃除・カーテン洗濯が風水効果の土台になる
風水は「完璧に整えなければ意味がない」ものではありません。まずはカーテンの色を白やベージュに替えることから始めてみてください。それだけで北東の部屋の印象はぐっと明るくなり、気持ちの変化を感じられるはずです。次に、季節の変わり目にレースカーテンを洗濯してみる。このひと手間が、北東の部屋の気を清め、暮らし全体の運気の流れを整える第一歩になります。

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